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2009年1月12日 (月)

日浦さんや風歩さんの明るさ

(1日も早くベーシック・インカムの実現を願います)

NHKの『おはよう日本』に、高知県在住の障害を持ちながら明るく、ストリートの書や、作詞家などをしている、20歳の日浦駿介さんの紹介があり、本人や仲間との交流が感動的である。ブログをされているのがわかり、紹介させてもらいます。

本を出されている、森山風歩さんも前のブログでも紹介していたかも知れないが、前向きに創作活動をされている人である。

身体が思うように動けないハンディキャップがあっても、前向きに何かを創作している人がいる。

そしてサポートする仲間との交流を見ると、多くの人たちは仲間と交流しながら助け合っているのがわかる。

日浦さんのような成人式を迎える人や友達もいることを、成人式に暴れてしまうような人たちは見つめて、自分を見つめなおさなければならないのではないだろうか。暴れてしまうエネルギーは、人を助けることや楽しませることができるエネルギーのほうに持っていけるはずだと思う。

NHKでは、農業、漁業を受け継ごうとしている若者の特集をしている。

成人の日に、前向きな生き方の特集をしている場合のテレビは良いことだと思う。

悪い面の報道ばかりでは、かえって、そのバランスが間違うと思う。

実際は、交流があって、なにかして行こうとしている人たちのほうが断然多いはずである。

しかし、矛盾した言い方だが、少数派でも困っている人に対しては、新しい再生の考え方を与える情報が流れることが大切となる。

テレビにしてもインターネット内の情報も、良い情報が流れることで、良いほうに感化されることが基本であると思う。悪い情報もそれをどう改善できるかという考えに多くが協力しようとすることで改善していくこともあるが、悪い情報の割合が極端に突出すると、モチベーションがおかしくなってしまいそうにもなる。

日浦さんや風歩さんのように、ハンディキャップを持ちながら、明るさを人に与えられる人に、マスコミの報道割合などもヒントがあるのではないか。

犯罪などの悪い情報の後に、解決方法や、対照的に、人を助けたような話を持っていって視聴者に比較してもらい考えてもらうなどの手法は取れないのだろうか。犯罪事件の後にグルメ紹介に突然変わってしまうというのは、現実をカタログ化してしまい、人の心を麻痺させるのではないか。

NHKでは、東京農業大学の学生さんと、キャイーンや玉村豊男さんが出演して、農業をトレンドにということで紹介しているが良い番組をしていた。都会と田舎がまったく離れているわけでは無い、交流のある状態ということに示唆がある。学生さんたちと同世代の戸田恵梨香さんや多部未華子さんがエールを贈るというインタビューもあり、テレビの農業への魅せ方がまだ量的に足りないだけで、こういう番組の割合が少しずつ増えていくと、国民の感覚も変わるのではないかと思える。

松岡正剛さんの『ちょっと本気な千夜千冊虎の巻』を読んでいるが、インタビューしている当時29歳の女性の編集者との掛け合いも面白く、多量の本のエッセンスを紹介してくれている。本を読む前に、目次をじっくり見て想像してから読むなど本の読み方も紹介してくれている。

「何もわからないから読書ができると思ったほうがいい」と松岡さんは言われているが、前向きになれる言葉である。

後ろ向きの思い出を書いてしまうが、ある会社での上司に、23歳頃の当時の私がなんでそういうことになったか忘れてしまったが、ドフトエフスキーを今頃読んでも遅いなどと言われた記憶があるが、それは言った人のほうが間違いだろう。60歳でも70歳からでも読書に遅いなんてことはないはずだ。日ごろこのことは忘れているが、その人も忘れて思い出せもしないだろうが、その人にその発言は間違いでしょうという機会ももうないだろうが、そういわれたことはトラウマのようになっている。他人が正しいことを伝えてくれるとも限らない。それから20年近くなっても読んでいない私も私だが、読んでも遅いということはないと断言する。だからブログにも断言できると書く。

毎日新聞の「読む政治」は、堀井恵里子、田中成之、佐藤丈一、坂口裕彦記者の共同記事で、「年越し派遣村」の動向が、「官邸を動かした」というドキュメンタリーが書かれていて、「与野党超え電話リレー」があり、異例の講堂開放などが為されたことが迫真をもって書かれている。この動きは、自民党と民主党のタッグがなされていたことが書かれていて、こういう政治家の活動を紹介してくれることは意義が大きいと思う。官僚の方々のフォローも書かれている。日ごろ、批判が多く書かれてしまっている人たちだが、尽力されているところもマスコミに書いて欲しいところで、この記事は前向きだと思う。そして読者としても前向きに考えていかなければと感想を持つ。

都会と田舎だけでなく、国と国民というような、断絶してしまっているように見えるところがつながることができるという実例がしめされたことのように思うが、

私などは、もうそのことを忘れてしまっているくらい、次に向かってしまっていたところを、詳細をまとめた上でフォローし、再認識させてくれる新聞記者の方々の素晴らしい記事だと思う。

きれいごとだけではないことも書かれていて、今回は、中央区の判断と千代田区の判断の違いなども書かれているし、政治家が「何年後かに」とスピーチしたところ、「すぐやれ!すぐ必要なんだよ」という罵声がとんだところなど、貴重な記録だと思う。

人間は記録しておかないと忘れてしまうところがあるのだし、他者に発信してバトンリレーしないと、消えてしまうことがあるのだ。

この日々増加していくブログを維持してくれている様々な人たちも、何も言われはしないが、すごい基盤を提供してくれているものである。

直接見えなくても多くの人の力で今が成り立っている。ブログを書けているということも。

余禄にも良いことが書かれていて、『世界一あたたかい人生相談 幸せの人生レシピ』という本にまとめられているようだが、『ビッグイシュー日本』の誌面の中の人生相談の質問と回答が紹介されていて、回答者はホームレスの人たちらしい。

『ビッグイシュー』はホームレスになってしまった人たちが街頭で販売する300円の雑誌である。

人生相談というと、それをする人のイメージが固定化してしまいそうだが、ホームレスになってしまった人たちも、様々な事の経験者である。

余禄には成人式の人たちへのメッセージとして、「功成り名遂げた来賓のあいさつを聞くのも良いが、失意から立ち直ろうとする人々の声にも耳を傾けたい。それも大切な人生勉強だ」と結ばれていて、示唆のある文章だと思う。

新しいより良い社会への移行へのヒントは、失意に陥っている人がヒントを提供されているかも知れない。

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